あしたへの道

日々の雑記

自分を愛するように隣人を愛せよ

先週ローカルスタッフがミーティングをしている時に1時間の話し合いの末に決まった内容に対して、議論が終わった後に意見をして来た。

 

内容がそれまでの議論の内容を覆すもので、何故それを議論の時に言わなかったのか、これまでの時間と参加者の姿勢を無碍にする発言に腹が立ち厳しい口調で指摘をした。

 

 その時はsorryしか言わなかったが、後で自分が試用期間だから発言するのを躊躇ったのだと説明しを受けた。

よくよく考えれば、自分は比較的会議とかでも発言できる方だと思うが、彼女の立場だったらそうもいかないのかもしれない。

 

外資系の企業で上司が外国人たまにうまくコミュニケーションが取れずもどかしい時がある。

 

もし自分がそんな立場だったら、その場で発言できないのは無理のないことかもしれない。一通り共感した後、「いい意見だったから余計に議論の場で話してほしいと思ったんだ。次からよろしく」と伝えて、私は他のスタッフより先にオフィスを後にした。

 

帰り道本を読んでいると聖書の一節が引用されていた。

「自分を愛するように隣人を愛せよ」

特に信仰はないが良い一節である。

 

自分がもしその立場だったら、自分の大切な人がその立場になったら。どんなに忙しい時ももっと想像力を持って人と接したいと思った。自然と色んなことが他人事ではなくなっていく。

 

「自分を愛するように隣人を愛せよ」