人間万事塞翁が馬
どうもShuです。
さてさて、生きていると本当に何があるのかわかりませんね。良いことも悪いことも否応無しに押し寄せて来ます。
正に何が起きるか予想できないという意味を持つ中国の諺が「人間万事塞翁が馬」(じんかんばんじさいおうがうま)です。塞翁が馬と言ったりもします。
由来を簡単に辿ると
ある城の中のコミュニティで生活していた翁つまり、お爺さんの話です。
そのお爺さんは1人の息子と暮らしており、財産として持っているのは馬だけでした。
ある日、お爺さん馬が逃げ出しました。
同じコミュニティの人が集まってきて、飛んだ災難だったねーとお爺さんに声をかけた。しかし、お爺さんはこれは良いことの前兆かもしれないと考えていた。
すると逃げ出した馬がより良質な馬を連れて帰ってきた。すると人が集まってきて良かったねーと声をかけた。その時お爺さんは何か良くないことが起きるのではと考えていた。
そしてしばらくして息子がその馬から落ちて骨折をしてしまう。
そして人が集まってきて、不幸だねーと声をかけた。
でもお爺さんは何か良いことが起きるのではと考えていた。
その後すぐその国は戦争になった。
若い人たちは皆戦争で命を落とすが、お爺さんの息子は怪我が理由で戦争に行かずに済んだ。
このストーリーから、良いことが起きるのか、悪いことが起きるのか未来のことは想像できないという意味です。
前置きが長くなりましたが、8月は色々ありました。
仕事では大きなお客さんが取れたり、3億円事件が無事終息したり。。。(私の会社には全く否がなかったのですが)
大きなリターンがあることはその分リスクを伴うものなのだと改めて感じました。
対応していた時は冷や汗ダラダラでしたが、無事に終わったので話のネタにしようと思います(笑)
さてさてプライベートでは素敵な女性と出会いました。どんな方かと言うと自分の夢を言語化でき、それに猛進している、ちょっとわがままだけどそれもまた愛らしい。そんな女性に出会いました。
会う機会も増え、しょうもない話も笑えるようになりYou are the oneやI'm always by you sideなど日本語とはまた違う良さの言葉に胸が踊りました。
そしてある日"アメリカで家族になろうよ"と言われました。しかも渡米1ヶ月前に(笑)
好きな人にこれほど言われて嬉しい事はないはずなのに
自分にもやりたいことがある、
まだまだガツガツ働きたい、
サンフランシスコで仕事ある?、
け、けっこん?
色々な事がうわーと頭の中で混ざり合い若干のパニックに。
しかしながら、冷静に考えてみると自分にとって何が良い選択なのかは自分で思っていたよりもずっとシンプルで、アメリカに行く選択は自分にはなかった。
まあその答えに伴ってもう彼女とはそれ以来会うことはなくなりましたが、人生何があるかわからないものでどの選択が良かったのかと思うこともあります。
ただ、1年後またどこかで会う約束をしたので、その先に良い結果がないとしてもそれまでにもう少し自分の良いところを伸ばそうと思います。
何れにしても将来思い返した時に良い選択だったと思えるように。
一夏の良い思い出になりました。